状況確認──自動車教習所で、教官に「前みて、標識もみて~、交差点近づいてきたよミラー視て~」はじめての実地訓練で言われたものです。車に乗りたてのときとてんやわんや。でも教習所の教えは森羅万象に通じるように、いや、それは言いすぎですが格ゲーではこの状況確認が大切。「コエマサさん!いまは体力ゲージをみよう!はい体力をみてどっちが優勢か把握してー? 相手に連続攻撃をガードさせながら奥義ゲージのたまり具合チェックしてね。アイコンのクールタイムどうですか?」格ゲーでもはじめたてはてんやわんやします。そんなときはとにかく反復練習で焦らない訓練も必要かも。そうしてできるようになった状況確認→状況判断というステップがアドバンテージをつくりますが、具体的にどんなときでしょうか。今回は有利状況をつくるとっかかり、3つ目の隠れゲージである「ステージ」がテーマです。目次1.状況確認のステップ分け状況確認をこれからはじめる場合には、急に全てはできません。ならし運転が必要です。ならし運転用に状況確認を大きく3つのステップに分けてみました。Step1 まずはゲージをみよう!相手の体力と自分の体力、いまどっちが有利かを試合中にチェックしましょう。分かりやすいタイミングはコンボ中です。相手のコンボをくらったとき、逆も然り。自分と相手の体力ゲージをサッと素早くチェックしましょう。▲差し返し・突進に無敵を返す以外の場面はゲージを視て状況把握!Step2 奥義ゲージとアイコンのクールタイムをみよう!体力ゲージ確認に慣れたら情報量を増やしましょう。奥義ゲージとアイコンのチェックです。タイミングとしては王道はコンボがはじまるタイミングです。はじまったらチラっと確認しながらコンボを繋げてゆき、コンボ終わりに再チェックしたいです。コンボスタートでは昇竜アイコンが空っぽ。しかしコンボ終わりには無敵技が復活しています。なので二度確認しておきたいですね。反復することで、コンボ以外の時間(やることがない隙間時間)にもサッ!と状況確認が選べるようになってきます。📕 やることがない隙間時間・・・お互いの技が一切届かない盤面であったり、弾抜けしても旨みがない状況中などに。Step3 状況確認の次の自己判断もしよう!ゲージ、アイコン状況を確認できたら、仕上げは自己判断です。勝つための一手はなんだろうと、状況から判断して勝ちにいきます。言語化しやすいポイントはコンボ選択の判断。Step2で、状況確認はコンボスタートと終わりの二箇所と書きましたが、コンボスタートも確認するのはアイコン以外にもう一つ。奥義ゲージの状況確認です。%3Ciframe%20width%3D%22100%25%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube-nocookie.com%2Fembed%2FPcvdPF1Dlwo%3Fcontrols%3D0%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E▲状況確認力を高めるとOD(オーバードライブ)の選択肢を意図的に潰せる奥義ゲージが50%域に入るタイミングや、100%まで貯まってしまうとOD(オーバードライブ)も気にしなくてはなりません。上記はそんなときに便利な状況判断テクニック。奥義ゲージをみて状況確認→コンボレシピを判断できれば、相手の選択肢を意図的に制限できます。勝率をあげやすい手段の1つとしてよく使っています。👉グラブルVSのゲージ消費・・・奥義ゲージ50%消費でバックシフト、ラッシュの2つが使えるようになる。また100%を消費するとOD(オーバードライブ)が使えるようになるので、詐欺重ねのヒット確認に集中していると切り替えしODをくらうことがある。2.状況確認のおかげで勝ち筋の具体化状況確認に慣れると勝ち筋がみえやすくなります。ここで言う慣れは、どんな状況だったかを鮮明に思い出すこと。私が学生時代に学んだ、佐藤可士和氏の書籍の一節。これが格闘ゲームの攻略を考えるにあたって参考になりました。(経験や見たことは)積極的にいろいろなタグを付けてみることです。特に何に使おうと決めずに、とにかく意識的に行っているうちに、イメージの引き出しがだんだんと増えていくでしょう。▲佐藤可士和のクリエイティブシンキング,「I クリエイティブマインドを作る」より,54P,日本経済新聞出版社人は、人の脳は、できごとを短期記憶というフォルダに保存します。「試合が動いた瞬間」という名前でタグ付けして覚えておくと、解像度の高い振り返りができます。たとえば、ランクマのフェリ戦でこんなことがありました。試 合 :BO3(2試合先取)対戦相手:フェリ1試合目、意識管理の置き方がうまいこと相手の思惑にハマって勝ちました。2試合目の再戦を押すまでに、試合が動いた場面はどこだったかなぁと振り返るとこんな感じ。普段の意識管理がこの人には初動から運よくハマった。思い返せば、2ラウンドとも試合の起点が中央より端へと押し込んだときばかり。ゲシュペンスト対策兼用の下綺羅星で相手を画面端に押し込めたら、視線を画面上部に置くようにしてみよう。思惑通りに試合が運べたので2試合目は楽に勝つことができました。状況確認と、その判断が具体的であればあるほど、こういった作戦勝ちの効果が見込めます。3.ステージの位置関係の把握が大事な理由グラブルVSの公式調整チームは、過去に画面端についてこう明言しています。本作は画面端での攻めや連続技が強力なバトルデザインになっています。そのため、画面中央で一気に吹き飛ばせる攻撃を持つキャラクターは強い傾向にありました。▲公式サイト「Version 2.01 アップデート情報より」,https://versus.granbluefantasy.jp/system/update/20200924?lang=jaグランの小足からのコンボダメージを画像化してみました。ダメージ量がかなり違います。つまり、画面端で立ち回る時間が長いと負けやすい。硬派な格闘ゲームで、どう立ち回れば、相手を一方的に画面端に追い込めるのか。この点を考えることで勝ちやすい試合づくりができます。画面端がリスクのおかげで試合が動く画面端が危険なので、中央より後ろに押されたら、状況の打開を考えます。方法は十人十色ですが、画面端が近づくと試合が動きやすいを念頭に入れて立ち回れば、後ろ歩きにも理由が持たせられます。グラブルVSでよくみる打開策例はこんな感じです。前歩きorダッシュ行動からの攻撃▲こんな風に先端技から位置を入れ替えてくるこの打開をもらうとアドバンテージが入れ替わりやすいです。画面端へ押し込めたら、相手の打開策を先にイメージしたいです。思惑どおりの打開策を相手が選んだとき、画面端用のコンボができるでしょう。そうなれば超有利なラウンドですね!アドバンテージの入れ替えといえば、ダッシュ行動2Uを当てる端交代はグラブルVSで有名です。▲せっかくのチャンスがピンチにやはりステージの奥側に押し込めたときには、(相手がそろそろ仕掛けてくるけど、何で打開してくるかな)と状況判断が求められます。例えばダッシュ2Uがきそうなら、ちょい後ろ歩きを先にしておきましょう。そうすればダッシュ2Uがスカりやすいので、遠Bで差し返すことが可能です。これもまた、キャンセルアビリティに繋いで画面端用コンボ→柔道の勝ちパターンに展開できますね。ラッシュで押し返してくるラッシュには「奥義ゲージを50%消費する」ヒントがありますので、前後歩きで立ち回っているフリをしながら、奥義ゲージ50%間近からゲージを確認しておきます。意識を割くことでラッシュに反応するプレイも可能です。意識していない状態から咄嗟のラッシュを避けるのはきわめて難しく、こういったスーパープレイは状況確認と状況判断で対応します。▲"画面端が見えると試合を動かす人"とタグ付けしておけばスーパープレイも可能キャラ固有の強い行動で中央に戻す"画面端が寄ってくると何かしてくる"には、共通システム以外にキャラパワーで押し返す手段もあります。そういう相手には置きラッシュは捨てて、各々のアビリティ対策に備え、意識を寄せていきます。キャラクター行動グラン、カタリナ系ドライブバーストやランズランスロット自ら画面端にむかってジャンプ→三角跳びからの空中択 or 対の突進アビリティメーテラ●反応しづらい間合いで遠C・綺羅星をガードさせて横押し●ダッシュ2B→綺羅星●弾だけ視てるならゼファーカリオストロスペアボディで位置入れ替えナルメア泡沫で位置入れ替え▲この表は一例です状況判断の読み負けが大きなダメージに繋がらないので、ラッシュかアビリティか。適宜、選択肢を捨てたり拾ったりして立ち回ってみてください。以上が打開策としてよく見かける行動でした。よりミクロな操作で、対戦相手の虚を探り当てて勝ち筋をつくることもグラブルVSは可能です。俺より強いやつに会いに行けるスタンスの人であれば是非、自分のランクよりも1つ上あたりと連戦してみてください。(S5ならS2~S+4、S1ならS+2~S++5)状況確認のStep2までできていれば、かなり勉強になるはずです。4.後ろ投げの重要性これは追いつめられたときの話。格闘ゲームには「鳥かご」と呼ばれる攻撃テクニックが存在します。相手を画面端に押し込んだら、リーチのある技と弾でプレッシャーを与える。前ジャンプには対空からダウンを奪ってダメージを堅実に奪う古来からの戦法です。鳥かご中はぶっぱ前ジャンプを抑えるために対空に意識を割く時間があります。その瞬間にダッシュが通れば投げられます。%3Ciframe%20width%3D%22100%25%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube-nocookie.com%2Fembed%2FDGoMjajz_YQ%3Fcontrols%3D0%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E大会でもダッシュ投げはみかけますね。このときの投げる方向は絶対に後ろに投げです。前投げがNGな理由2つ理由があります。1つ目は投げたあとのリターンが変わること。下記はグランの小足始動のコンボ比較ですが、大分違います。後ろに投げるか、前に投げるかで世界線が変わるわけです。また中央に投げてしまうと、バックシフトがディフェンス力を高めます。鳥かごにダッシュ投げが通せそうなときは、必ず後ろ投げ。キャラクター性能によっては、詐欺重ねがいけないかもしれません。そうでも、リスク・リターンの形勢が逆転するメリットに勝るものはないはずなので、前ではなく画面端へ投げたいですね。画面端はワンコンボの火力が大きくなるようキャラクターバランスをとっているそうなので、やはり画面端へ追い込めるチャンスは活かしたいと考えています。5.おわりに:状況確認は格ゲー力UPはじめての格闘ゲームを遊んだとき、ゲームセンターの上級者たちに「画面をみよう」と言われたものです。「画面をみよう」をそのまんまの意味で受け取っていた当時は、次のような確認だけ徹底していました。相手の必殺技ゲージをチェックした?リーサル圏内なのはどっちだ?相手は今なにができる?状況確認はするわけですが、して、終わり。「判断をしていない」そう気づくまでに最低3年ぐらいかかったと思います。自己判断しているつもりでいて、状況確認しているだけでした。状況確認→判断をするようになって、それからは本記事のフェリ戦のような作戦勝ちが増え、上級者らしい反応ができるように。この状況確認→状況判断はグラブルVSでも非常に活かせたスキルだったので、攻略手段の糸口として参考になればと思い立って執筆しました。以上!オファセのコエマサでした。記事のシェア、Youtubeチャンネルの登録宜しくお願いします!